新鮮さをいかに生み出すか~マンネリ化からの脱却~

学校

 「マンネリ化」という言葉を聞いたことはあるかな。そう、「同じことが繰り返されて、新鮮さや面白みがなくなること。変化や工夫がなく、パターンが固定化してしまう状態」を言う。学校生活の中には、マンネリ化する恐れのある活動がとても多い。例えば、日々の授業が単調なルーティンになっていたらだんだん飽きてしまうし、給食当番や掃除当番もそうだ。だいたい同じことをやるから“面白くない”時間になってしまいがちだ。かといって、「面白くないからやらない」というわけにはいかない。じゃあどうしようかというのが今日の話。

 以前、私が3年生の担任をしていた時に、総合的な学習の時間の授業として「トマトジャムづくり」をした。4時間目と5時間目を使ってジャムづくりをする日程で、その下準備として大放課(2時間目と3時間目の間の長めの休み時間)に学年の先生と協力してトマトを茹でたり、使う器具の準備をしたりしていた。ジャムづくりとはいえ、まだ家庭科も習っていない3年生たちがやることと言えば、「トマトの皮をはがす」「トマトをつぶしてまぜる」「トマトを鍋で温めながら混ぜる」程度のことだから、それ以外の部分は先生たちの仕事。そんな作業を家庭科室でやっているところに、6年生が何人か通りかかった。

児「何やってるんですかー?」
先「今日トマトジャムをつくるから、それの準備だよー」
児「あぁ、3年生の時やった!あんまり美味しくはなかったけど…笑」
先「3年も前のことなのによく覚えているね…」

という他愛もない会話。でも、その時私はとても“いい話を聞いたな”と思った。3年も前のことなのに、ジャムづくりをやったことだけでなく、美味しくなかったということまでも覚えていたのだ。

 学校の中でいかに“体験的活動”を取り入れるかというのは、先生たちの大きなテーマだと思う。一般的に「体験的活動は学習効果がいい」と言われている。では、なぜいいのだろうか?

 理由はたくさんある。座っての学習ではどうしても知識が抽象的になるけど、自分の手や体、感覚をつかって経験することで確かな「実感」が伴うから。でもそれ以上に、私は「めちゃめちゃ考えているから」だと思う。頭の中は思考をぐるぐる回して研ぎ澄まされる。成功体験でも失敗体験でも、普段より考えまくったことによって記憶に残るのではないかと考える。
 ここに、普段の生活をマンネリ化させずに、それなりに楽しむヒントがあるのではないだろうか。

 例えば給食当番。「面倒くさい」って言ってる奴、たいてい頭悪い(ストレート過ぎてゴメン)。当番はできるだけ均等に配ること、そして残菜が少しでも減るように配り切ることが目標だ。それなりに集中してやらないと、これはなかなか達成できない。だから、時間なんてあっという間だし、この目標が達成されたら誰かに賞賛されるわけではないけど、自分的によくやったと思える。これが一つ目(頭悪いと思う理由ね)。二つ目は、そもそも給食当番って「人のため」「クラスのため」にやる活動だ。「面倒くさい」というその言葉を発した時点で、そいつの信頼感は格段に下がる。つまり、この「面倒くさい」という言葉は、聞く人が聞いたら「自分は頭つかってないからつまらなく感じます。そして人のために働くことが嫌です」と言っちゃってるようなものだ。そんな恥ずかしいことだと分かって、また言えるかな?

 逆にいつももくもくとやっている子。中には特に何も考えていない子もいるだろうけど、ちゃんとやれる子って、たいてい「考えている」んだよね。考えながらやっているから、「えっ?面倒くさい?何が?」って感じ。掃除当番でも本当に同じことが言える。このブログを読んだ君には、頭悪い側の人にはなってほしくないと願っている。

 とはいえ、退屈さを強いられる授業って正直ある。そんな時は“言われるがままの受け身”になるんじゃなくて、授業の形式を変えてもらったらいい。直接その先生に言わないにしても、きっとあなたが困っているんなら、他にも同じように思っている友達もいると思う。そんな同志(同じ思いの仲間)と担任の先生か他の先生に提案してみたらいい。「話を一方的に聞くだけの授業はやめてほしい」って。そしたらきっと校長なり他の先生が授業の様子を見に来てくれるよ。「自分の行動でよりよい方向に変えられるんだ」っていう最高の成功体験をゲットして、さらに学校生活が“新鮮なもの”になるはずだ。

 まぁ少し最後は話が飛躍したかもしれないけど、あなたの頭の中はあなた次第で、誰にも干渉されるものではない。だから、自分なりに”よりよい生活を求める”ためには、考えて考えて考えまくるしかないんじゃないかな。現状に文句言うダッセー奴にはなっちゃいけない。どんな状況でも“考える”という最強の武器で周りからもそして自分でもカッケーと思える奴になろうぜ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました