家事で地に足のついた生活を

生き方

 先週、(私事で申し訳ないが)コロナに罹ってしまった。金曜日の夜に悪寒がし、熱を計ってみたら38.5℃。2日後の日曜日には楽しみにしていた地元のハーフマラソンがあるというのにっ…!翌土曜日に病院に行って検査をしたらインフルエンザではなくコロナが「陽性」。これで8月から一緒に走る練習をしていた先輩友達とハーフマラソンを完走して、“たらふくご飯を食べてサウナ&水風呂で整うコース”の夢が潰えてしまった…(泣)職場の上司に連絡をしたら、計算上「水曜日までは休み」ということに。失意の中ではあったが、これはもう切り替えるしかない!…ということで、どのように過ごそうかと考えた。正直、土日は熱も下がらず咳と頭痛もあったのでほぼ寝ていたが、月曜日からは体調も回復し元気になったので、とにかく好きな「読書」「新聞をじっくり読むこと」「家事」をすることにした。その中でも、今回は家事について話をしたい(言っておくけど、普段から家事はしているよ。今日書くのは、普段あまりやらない家事のことだからね♪)。

1.料理
 私は、普段料理をほとんどやらない。しかし、今回は時間があるということで、まず目をつけたのはキッチンにあった「里芋」。里芋って甘く煮るとうまいよねってことで、里芋の煮物をつくることにした。ネットでレシピを見ると、材料の中に「みりん」と書いてあるが、どこを探してもみりんがない!さっそく頓挫してしまうのかオレの料理は…!?いやいや、今は情報の時代。「みりん_代用」で検索だ。すると、「さとう+水+料理酒」で対応できるという。料理酒はある。さとうはもちろんある。小さな関門を突破し、そこそこ美味しい里芋の煮物をつくることができた。

 次に私がトライしたのは豚の角煮だ。これは実は私の唯一の得意料理。臭み消しでネギの緑色の部分を入れることまでちゃんと熟知している。この料理は下処理をしたらあとは「圧力鍋」がやってくれるので、まぁいつもどおりの美味しい角煮の完成だ。多少の反省点はあったにせよ、美味しい料理ができて大満足だ。家族にも喜んでもらえた。

 そして最後は「味噌汁」について。味噌汁って普段食卓によく出てくる家庭が多いよね。うちも例外ではない。人参や大根、ネギ、玉ねぎを入れて、“ほんだし”を加え、味噌を入れていく。正直普通の作り方なんだけど、せっかく作るなら「家族に喜んでもらいたい」という気持ちになり、薄味から少しずつ味噌を調整する。味見をして、「ここだっ!」と思ったところで味噌の投入をストップ。野菜の優しく甘い味わいが口いっぱいに広がる。きっと喜んでくれるだろう…とニヤニヤしてしまう。いつも作ってもらっている味噌汁ももちろん美味しいけど、なんかいつも以上に味わい深いものになり、食べることに深くありがたみを感じることができた。他にもコンソメスープやホワイトシチューなども作り、料理の尊さが全身に染みた3日間だった。

2.掃除
 掃除については特にトイレ掃除について話したい。みんなはトイレ掃除ってやっている?やったことある人は多いと思うけど、トイレ掃除が自分の当番という人は正直かなり少ないのではないだろうか。私は普段掃除機をかけたり、モノを整頓したり、風呂掃除をしたりはするけど、トイレ掃除はほとんどやらない。でもいざ掃除をすると、普段見ない角度から便器などを見ることになり、「ここにこんなホコリがたまるのか」「ここにこんな汚れがあるのか」とさまざまなことに気づく。そして掃除も料理と同じだが、人(家族)のためだと思うと活力が湧いてくる。どうせ誰かがやらなくてはならない仕事だし。静かにトイレと向き合うあの時間は、なんか自分にとって大切な時間だなぁと感じた。

 これらの料理そして掃除は、今回の題名の通り、「急ぎ足で駆け抜けている日々にほんの少し、心の休息を与えてくれる」そんな素敵な存在になった。“静かな環境で1人もくもくとやる”というのも大事なのかなぁって思った。現在の世の中はまさに“喧騒”。あなたの日々の暮らしの中には、落ち着いて自分と向き合ったり、ありがたみを全身で感じたりする時間ってあるだろうか。“ちゃんと止まる”時間ってあるかな。木曜日からはまた普段の日常に戻った私だが、この3日間は自分の人生をじっくり味わうために、歩み方を今一度考えるいい機会になった。この機会を今後の人生を豊かにするためのヒントにしたいと思う。

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