甘えられない環境

生き方

 日本の多くの地域で夏休みが始まった。私のいる東海地方は、全国的に最も夏休みが長い地域らしい。子どもの時にそれを知っていれば、もう少し感謝をもって過ごせていただろうか…。いや、そんなこともないか。さて、今回は…夏休みと言えば普段よりも外出する機会が増えると思うので、休みを有効に過ごすための話をしよう。

 夏休みは「たくさん遊べる」「学校にいかなくていい」「自由が多い」「ダラダラできる」などと、小学生の子たちにとっては“パラダイス(楽園)”のイメージが強いだろう。中学生以上の人であれば、「あの頃はよかったなぁ」と思い出す人も多いだろう。40日程度ある夏休みは、過ごし方によって如何様にも大変身する期間だ。ましてや小学生から大学生までの時期なんて「頭」や「身体」が“人生の全盛期”なのだから、40日間でも十分成長することができるだろう。

☆小学生の夏休みの過ごし方を調べてみた。
 ・祖父母の家に行く ・学童に行く ・地域の児童館に行く
 ・家族でキャンプ(旅行)に行く ・夏休み開催のサマーキャンプに参加する 
 ・宿題をする ・自由研究をする ・読書をする ・塾に通う
 ・ゲームをする ・友達と遊ぶ ・家でテレビやタブレットを見て過ごす

 この中で、特にオススメなのが、「夏休み開催のサマーキャンプに参加する」だ。サマーキャンプはメリットがいくつもある。行かない理由がないくらいだ。

1.新しいスキルを習得できる
 キャンプでは、クラフト活動、アウトドア活動、テントの張り方、火のつけ方など、学校では学へない新しいスキルを学ぶ機会がある。

2.社会性が高まる
 異なる年齢や異なる環境で育った子と一緒に過ごすことによって、コミュニケーション能力やチームワークが自然と育まれていく。

3.自立心が育つ
 親から離れ、誰にも頼れない状況をで過ごすことで、困っても基本的に自分で考えるしかない機会が増え、自分から行動する力が身につく。

4.自然とのふれあえる
 田舎に住んでいない人という条件付きにはなるが、日常生活ではなかなか味わえない自然環境の中での体験ができる。新しい世界を通して心に広がりが生まれ、豊かになる。

5.ストレスが解消される
 これはあまり実感がないことかもしれないが、学校の勉強や日常の細かなルーティンから離れ、リラックスしながら楽しむことで、心身のリラックスが図れる。

6.自己肯定感が向上する
 キャンプでの成功体験や新しい友達との出会いが、自己肯定感を高めてくれる。「自分はまだまだだなぁ」と自己肯定感を下げるのではなく、「自分にとって足りないことがよく分かった」と思えたら、その後の成長にもつながるだろう。

 私はこの夏に、長女のサマーキャンプを勧めた。しかし、少し臆病がちな娘に断られた。ただ私はめげない。“良いことだらけのサマーキャンプ”を知っているので、もう少し外堀を固めてから来年、再来年にも再チャレンジしようと思う。『かわいい子には旅をさせよ』これは「厳しい経験を積むほど成長するから、わが子をかわいいと思うならあえて大変なこともさせよう」という教育哲学である。

 始まったばかりの夏休み。まだ自分にとって「甘えられない環境」が設定されていないのであれば、今からでも“あえて”自分に課す計画を立ててもよいのであろう。自分が“かわいい”のならね(^^)

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