日本の少子化が言われてからもうかなりの年月が経っている。あなたは今、漠然と「将来、子どもがほしい」と思っているだろうか。生命が誕生すること、そして誕生した生命がまた新しい命をつなぐことは、本当に奇跡の連続である。このタイトルが言うように“ほしい”、“ほしくない”で決められる問題ではないことは分かっている。が、まず未来を担うあなたに、その意思があるかどうか尋ねてみようと思ったのだ。
小学生や中学生であれば、「う~ん、遠い未来だからなぁ…」とリアルに考えることが難しいと感じる人も、近くない未来だからこそ、今の思いを単刀直入に言える人もいるだろう。今回は『子育ての大変さ』について考え、その現実について知り、向き合っていけるといいなと思い、問題提起しよう。
困難①【睡眠不足】
子どもが赤ちゃんの場合、夜泣きや授乳が続き、親も睡眠不足が続く。
困難②【時間管理の難しさ】
子どものケアや家事、仕事との両立は難しく、日々のスケジュールを立てること自体が困難となる。
困難③【経済的負担】
子どもの教育や生活費は子どもが成長するにつれて増加し、経済的なプレッシャーがかかる。
これら3つの子育ての難しさについて、あなたはどう世の中が改善されていけばいいと思うだろうか。大切なのは、「子育ての主体となる人の願いが叶うこと」だと思う。この視点を意識していこう。
赤ちゃんは2~3時間に一度くらいのペースで夜泣きをし、周りの人を起こす。空腹や不快感などを訴えるのだ。2~3時間に一度起きるって、本当に拷問のような生活リズムだ。睡眠不足になると思考力が低下し、生活に支障が出る。家庭生活であれば“決定権がある程度自分にある”ので、無理せず自分の裁量で進めることができるが、仕事となると、他人との関わりがある仕事でパフォーマンスが下がり、時に重大な過失につながってしまうことも考えられる。そのため、現在は育休制度というものがある。育休制度を見てみると、1年間が基本で(労働基準法)、公務員は最大3年間と会社よりよい待遇である。逆に小さい会社であれば待遇はより厳しく、1年も休めなかったり、それならば退職で…となったりすることもある。法律として「最大1年」と表記してしまっていることに問題があり、今後も自由にその期間を選べる制度設計が必要になってくるだろう。5年子育てをして、その後、元の立場で働いてもよいはずだ。もちろん現場を5年も離れると、(5年で世の中のシステムは大きく変わることから)復帰した時に受ける本人の負担は大きくなるが、それもすべて子育てをする人が“選択できる”という視点から考えたものであればいい。昔の日本の家族構成では、3世代が一緒に暮らすという「拡大家族」が主流だったため、負担が親のみに集中するのではなく分散することができていた。日本の少子化対策として、この「拡大家族」というもの答えの中の一つであるように思う。
日本人の「理想を掲げて自分を苦しめる」という考え方を変えることも大切な課題だ。「○○しなければならない」が多い日本人は、その項目の多さからいつも忙しく、何かに追われながら暮らしている。視野を海外に広げてみると、海外ではベビーシッターが当たり前のように利用されている。子育ては大切だが、人生は『自己実現』であり、人生の中でいつも自分自身が『主役』なのである。だから、無理なく持続可能な子育てのためにも、ベビーシッターを積極的に活用する世の中に日本もなるといい。そしてこういったベビーシッターを積極的に拡大するための起爆剤として「国からの5割負担」などの支援策を行ってみるのはどうだろうか。1時間ベビーシッターを雇うのに2500円かかるとして、午前中の4時間お願いするのに10000円。でも、5割負担でいいから、5000円で済む。こういう制度こそが本当の「子育て支援」だ。
私は2人の子をもつ父親という立場として、子育てはとても“尊い”活動だと感じながら子どもたちと関わっている。大変なことはたくさんある。でも、いいことも本当にたくさんある。だから、あなたが親になった時に、いろいろなことが“選べる”世の中になっているといい。その未来について。ぜひ、一緒に考えようじゃないか☆☆



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