いつの時代も子どもたち、いや大人も含めてその心を魅了し続ける『ゲーム』。“ゲーム依存症”という言葉があるように、その魅力は憑りつかれてしまうほど強力で、魅力というより“魔力”をもっているようである。今日はそんなゲームから話を展開したい。
私は、子どもの頃にゲームをそれなりにしていた。とは言っても平日はやらないし、土日に1~2時間するといった程度だ。だから、上に書いたようなゲームの“魔力”をかけられたというほどではなかった。野球少年だったこともあり、野球ゲームに代表される「ファミスタ」や「パワフルプロ野球」、少年なら一度はやるであろう格闘ゲームの「ストリートファイター」、ロールプレイングゲームの「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」、もちろんそれ以外にもマリオシリーズの「スーパーマリオワールド」や「マリオカート」などもやった。楽しかったなぁ♪
さて、みんなは『ロールプレイングゲーム』の言葉の意味を知っているだろうか?“ロールプレイ”とは、“役割演技”と言って、「現実におこる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通して、実際に起こった時に適切に対応できるようにすること」である。学校の道徳の授業でセリフを言ってみたり、英語の授業で設定された場面で会話したりすることもロールプレイだ。
では、あのドラゴンクエストやファイナルファンタジーがどんな現実の場面で使えるというのだろうか?
もちろん今の時代、いきなり怪物(獰猛な生き物)が現れるということはない。しかもしょっちゅう戦うこともない。ではロールプレイングゲームから何を学んだらよいのだろうか。”パーティ”、つまり自分たちの「組織(仲間)」について注目してみようと思う。
ドラゴンクエストのシリーズをやったことがない人も多いだろうが、このゲームは主人公を含めて4人でパーティを組むことになる。主人公は勇者として主に「攻撃役」のポジションを担う。どのシリーズかにもよるが、一般的に勇者以外に「戦士(攻撃系)」「僧侶(回復系)」「魔法使い(攻撃系)」「武闘家(攻撃系)」「盗賊(盗み役)」「旅芸人(補助役)」などがある。この中から主人公以外の残りの3人を誰にするのか、これがすごく悩みどころだ。
学校で自分の交友関係を見ると、「陽キャ」「陰キャ」という言葉があるように、“類は友を呼ぶ”ので、だいたい同じようなタイプの友達と一緒に過ごしていることが多いと思う。もちろん個性はあるし性格や中身は違うのだけど。ただ、ほとんどの場合、タイプがある程度似通った者同士で友達グループができているはずだ。でも、『戦い』の場合、さまざまな個性がバランスを保っている集団である方が強い。みんなはそんな視点を持っているだろうか?例えば、最近ではタブレット学習も当たり前になり、学校でもタブレットを使ってグループで発表をする活動なんてよくあると思う。その発表の時に素晴らしいチームというのは、面白いくらい”分業”が成立している。話すのが上手な人、原稿を作るのが上手い人、プレゼン資料をタブレットを使って上手に作っちゃう人、面白くて発表を盛り上げてくれる人。もちろん、それを一手に担ってくれるスーパースターなる人もいるとは思うが、みんなが全く同じタイプの4人と、個性が違うタイプの4人とでは、きっと後者の方がより幅の広い魅力的な発表をする可能性を秘めているのではないだろうか。もちろん、そこにコミュニケーション力なども加わってくるから一概には言えないのだが、みんなにはグループでやる時の“未知の可能性”というものに目を向けてほしいんだ。正直なところ、仲のいい友達とやりたいでしょ?本音を言っちゃえばそうなんだけど、新しいグループができた時、「僕(私)は、このメンバーとどんな化学反応を起こすことになるんだろう」という気持ちを持つと、案外新鮮な仲間との活動にもワクワクすることができるのかもしれない。 実際に、将来あなたが会社を興すとして、自分と同じタイプのメンバーと会社を興すべきか、お互いに自分にはない特性をもっている仲間と会社を興すべきか考えてみたらいい。やっぱり、“違う”って尊いことなんだよ。これから中学、高校、大学、社会人と進んでいく中で、だんだん専門性が高まり、先ほどのような全て一人でできるスーパースターなんてものはいなくなる。チームをつくることが大前提なんだ。じゃあそんな中、今あなたはどう生きていったらいいのだろうか?「いろいろな人と関わること」や「コミュニケーション能力を磨くこと」、違う考えに触れるという意味では「本をたくさん読むこと」もいいだろうね。いつも言っているけど“自分のペース”でいい。ただ、確かな一歩を踏み出していこう!もちろん、今からだ!!



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