おはよう!天気のよい日曜日の朝。今日も張り切っていきたいところだが、コロナの新規陽性者数は思うように減らず、どの都道府県もまた増えている傾向だ。若い子たちにとってコロナは重症化する確率が低いけど、高齢者の方のことを考えて、引き続き感染予防をしながら“心地よい生活の仕方”を見つけていこう。
さて、今日はタイトルの通り、“片手を空けておく”という話をしたい。いきなりだが、みんなは『今から3時間のボランティア活動にどうしても参加してほしい』と言われたとしたら、参加することができるだろうか?「休みだから特に予定もなくて大丈夫」という人もいれば、「予定が入っているから無理だよ」という人もいる。「やりたい/やりたくない」という問題も発生しそうだ。ちなみに“どうしても”と言われたらあなたはやる?やらない?
将来、あなたが仕事をする時に、せっかくなら“仕事ができる人”になりたいと思っているはずだ。仕事のできる人っていう定義ってさまざまだけど、その中の一つとして、“フットワークの軽さ”というものがある。私が学校の先生だった時の話をしよう。
今日は「運動会の全校練習」をする当日。開会式や閉会式の流れの確認や自分の並ぶ場所、そして控え席の場所を確認をする日だ。体育主任の先生(運動会を中心になって指揮する先生)を中心に、その全校練習の前日、子どもたちが帰った後に、先生たちが協力して白線を引くなどの準備をした。しかし、当日の朝(子どもたちがまだ登校していない時間帯)になって運動場に出てみると、昨日先生たちが頑張って書いた白線が風でとばされて、かなり薄く見えなくなっていた。今日の全校練習は1・2時間目だ。やばい…時間がない!
これは職員室での光景。先生たちは毎朝子どもたちが来る前にせっせと今日のための準備(教材研究や連絡事項の確認、教室環境の整備など)に取り掛かっている。そんな時に体育主任の先生の「すいませんが、白線を引くのを手伝ってもらえる先生、お願いします!」という声が…。先生とはいえ、ここですぐに動ける人とそうでない人がいる。急遽現れた仕事にあなたはサッと対応することができる人だろうか?だれだってマスト(やらなければならない)な課題をもっている。抱えている課題によっては、新たに生まれた課題にすぐに取り組めない場合もある(それは仕方ない)。ここで、みんなに2つのことを提案したい。
1つ目は、こうやっていきなり入ってくることなんてあるのだから、「日ごろから“しなければならないこと”を減らすこと」だ。自分が「これをやらなくちゃっ!」って思っていることも、案外ちょっと経ってから振り返ってみると、やらなければならないものでもなかった、ということはよくある。だから、“やらなければならない”と自分に言い聞かせて、自分を縛り、不自由にしていることを解(ほど)こう。
2つ目は、その厳選した「“やらなければならない”ことを、テンポよく終わらせること」だ。「できるだけ早くやること」を重視するあまり、クオリティが下がりすぎてもいけないが、凝り過ぎても時間だけが経過してしまう。授業でもそうだろう?例えば、図工(美術)の授業には絵を描く単元がある。先生が何時間で完成するべきか、そのスケジュールを管理している。「今日の2時間でここまでいきましょう」ということを言われることもある。言われなかったら逆に聞いた方がいい。「今日はどこまで進んだらいいですか?」と。そしてそこに合わせてテンポよく、できる限りクオリティを落とさずにやることだ。全力でやることはもちろんなのだが、やはり決められた時間の中でいかにバランスよくやるか。全力を出すだけにとどまらず、ペースを大切にするということ。時間には限りがあるからねっ!
私が学校の先生をしていた時、正直“しなければならない”が自分の中にたくさんあった。特に若かった時に。そんな私に、先輩先生にこんな面白い題名の本を紹介してくれた。『全部やろうは“バカやろう”』ダジャレも効いていて、なかなか良いタイトルでしょ!?完璧主義になったら自分の首を絞めちゃうからダメダメ。もちろん目の前のことを一生懸命取り組むことは大事。そうしないと自分の“基礎レベル”が上がらないから。でも、学校は”決められたことを時間内にしっかりやる”という場でもある。もし、あなたがさらに上のレベルを求めたいのであれば、「家」でそのやりたいことに没頭すればいい。そこらへんのバランス感覚をつかむことって、人生にとってとても必要な力だと思う。日々、試行錯誤の連続だ。
今日、お家の人が「ちょっと手伝って」って君の手を借りに来るかもしれない。その時あなたはどう答える?



コメント