クラスのだれかを救う!

学校

 おはよう!3連休の2日目。秋はとても気持ちがいいね。朝晩あさばんは少し肌寒はだざむくなったけれど、窓を開ければ心地よい風が入り込み、日中の散歩も清々すがすがしい。栗やサツマイモなど秋の味覚が手招てまねきをして「食べ過ぎてもいいんだぞ~」と語りかけてきているようだ。中年の私は食べ過ぎには注意だが、若いみんなは大丈夫かな。でも油断は禁物きんもつ。食べ過ぎると胃がもたれたり体が重たくなったりして朝が起きにくい。“腹八分目に医者いらず”だね。

 さて、このブログを読んでくれているみんなは、意識いしき高い系”として話を進めていきたい。意識高い系なので、学校生活も比較的前向きに取り組んでいるのではないだろうか。

 福祉ふくしという言葉をみんなは聞いたことがあるよね。簡単に言うと「みんなの幸せ」だ。では、自分のクラスを見渡してみよう。どうだろうか、クラスのみんなは幸せだろうか?ここでの幸せかどうかは、“学校生活において”という部分に限定しておこうと思う。みんな一人一人は、学校そして家で多くの時間を過ごしている。家については、それぞれの家庭の話なので、ここでは学校生活の話にする。

 一度、このテーマ(例えば「学校生活は楽しいですか?」)をクラスのみんなにアンケートとしてとってみるのはどうだろうか(みんなの担任の先生はそれを許してくれるかなぁ)。今だと、タブレットを使えば、アンケートをすると簡単にその結果を集めることができるだろう。あまりデリケートな悩みに口をはさむというより、あくまでカジュアル(気軽)に取り組むものだという大前提だいぜんていで。私はそのアンケートを基に、2つの提案をしたい。

 1つ目の提案は、「つまらない/幸せではない」と答えた人の理由に着目し、その理由が「人間関係」のことであるならば、クラス内の“人間関係が得意そうな人”に講師になってもらい、なぜ人間関係が上手くいくのか、その極意ごくいを聞く時間をつくるという方法だ。元教師の自分が言うのも変だが、先生が言うことは正しいのだけど、どうしても胸にひびかない、ということはよくあると思う。“正しい”だけでは、納得しきれないってあるよね。でも、同じクラスのある友達が話してくれるのなら、なんか納得したり、受け入れなければいけないなぁと感じたりすることができる場合もあると思う。

 2つ目の提案は、やはりクラスで話し合うということだ。こちらの提案も「つまらない/幸せではない」と答えた人の理由に着目する。例えばその理由が「勉強が全然分からない」というのであれば、誰がどの教科を苦手としているかということを、共通認識きょうつうにんしきしてもいいだろう。タブレット学習によって、個別の学習が進んでいる一方、どんどん学べる子は学び、分からない子は取り残されていることがよくある。クラスの中で困っている数名の子を一人の先生が満足にフォローするなんて、とてもじゃないけどできない。だから、その教科が得意な子は、苦手な子に対して先生の代わりになって教えるというのも方法の一つだ。特に算数/数学でこの方法は力を発揮はっきするように思う。“分からない子に対して特定の子が教えてあげる”という専任制せんにんせいいてもよいと思う。教科によってその学び方はそれぞれではあるが、当事者の自分たちがどうお互いをおぎない合って学んでいくか考えるだけでも意識がグッと高まるに違いない。

 今の2つの方法は、決してあなたがクラスのリーダーである必要はない。自分がクラスに提案できなければ、担任の先生に言ったり、リーダー的な存在の子に提案してもらうようにお願いすればいい。1つ目の提案の講師になる必要もなければ、2つ目の提案の勉強を教える子になる必要もない。要は“声に出してみる”ということだ。声を広げる人、声を形にする人、形を計画する人、実行する中心になる人、それぞれは分業で役割分担すればいいと思う。

 あなたが意識高い系と勝手に決めつけて話をしているが、中学校の勉強がある程度できているからといって、あまり余裕をかましていると(少し口が悪くてごめん)、“勉強だけできる人”でしかなくなってしまう(まぁできることがあれば素敵なのだけどね)。大切なことは“生きる力”をつけるために、考えて行動して、その経験からまたさらにレベルアップすることだ。先のブログにもせたように、クラスという小さな社会で実験をしてみよう。30人前後の小さなコミュニティの中で自分が何をできるのか、そして、困っている人をどうやって救うか…。困っている人が救われる世の中の方がいいに決まってる。「自業自得だろ」と言って切り捨ててしまうことは簡単だけど、それは福祉でも何でもない。社会の一員(大人)になる前に、今、目の前の困っている友達を助けてあげられる、そんな人になってみないかい?

 まずは“声を出すこと”から始めよう!

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