来たる2月8日(日)に投開票予定の衆議院議員総選挙が1月27日(火)に公示を終え、その戦いがすでに激しくなっている。このブログの読者の多くは小中学生ということで、まだ選挙権を持っていないから投票することはできないかもしれないが、テレビやネットで流れているニュースから情報を掴んだり、未来の日本について、あーだこーだと考えてみたりするのも悪くないだろう。一つの情報だけで「確かに!納得だ」と、そっくりそのまま鵜呑みにするのではなく、さまざまな情報を手掛かりにして、自分の考えを確立していく人であってほしいと思う。他人の受け売り的意見には熱意が乗っからない。自分の中にある“信念”を育てるという意味でも、ぜひ多面的・多角的な情報に触れ合おう。
そもそも今回の衆議院議員選挙。衆議院の任期4年よりもはるかに短い、1年3か月での解散となった。選挙には莫大な税金が使われるので、できるだけ回数が少ないに越したことはない。今回は自民党の高市早苗内閣総理大臣の号令により、任期の半分にも満たない就任期間で衆議院を解散するに至った。その大義はこうだ。
“「私が内閣総理大臣で良いのかどうか、今こそ主権者である国民の皆様に決めていただきたい」と高市首相が述べ、政権の正統性・進退を国民に直接判断してもらうために選挙を行う”という主張。そして、“前回の総選挙では自民党と公明党がパートナーシップを組んでの選挙であったが、今は関係を解消して新たに自民党と維新の会がパートナーシップを組んでの選挙となるから、前回の選挙と様相が変わった現状に対して、今一度、民意を確かめたい”という主張だ。
確かに最大野党であった立憲民主党がこれまで与党側だった公明党と手を組む「中道改革連合(中道)」という存在も生まれた今、国民に信を問うというのは大義ではあると私は納得する。が、あなたはどう感じているだろう?「そんなの知らない」では答えになっていない。ぜひこの問いに対して、しっかり情報を集めて自分の意見をもって答えてほしい。
さて、今回の選挙の注目ポイントをいくつもある中から3つに絞って挙げるね。この選挙について考える際の手助けになると嬉しい。
1.勢力図の再編
先ほどから言っている与野党の勢力図の変化だ。主な政党を紹介すると、自由民主党196、日本維新の会34(この二つが連立与党で以下野党)、中道改革連合(立憲民主党148+公明党24)、国民民主党27、れいわ新選組9、日本共産党8、参政党3、日本保守党2、社会民主党(社民党)0、チームみらい0、だ。※後ろの数字は選挙前の各政党の衆議院議員の人数。前回の選挙では、「自民党の大敗」「立憲民主党・国民民主党の躍進」が話題になった。今、与党VS中道ばかりに意識が集まりすぎると、他の政党の存在感が消えてしまう。そこは政策の中身をしっかり見極めて考えていきたいものだ。
2.国民のくらし
物価高が人々のくらしを圧迫している。消費税を中心とした生活への政策では、すべての政党が消費税の減税または消費税0%を訴えている。しかし、ここで気をつけたいのが、誰でも10%よりは0%の方がイイに決まっているが、果たして本当にそれでいいのかということだ。0%にしたらその分、国に集まるお金(財源)が減ってしまう。ということは、国からの恩恵・サービスが減ってしまうことを意味する。各政党が掲げる主張の真偽を私たち国民が判断するのは難しい部分もあるが、どの政党の主張が最も説得力があるのか、自分なりに判断してみよう。
3.安全保障と外交
今、アメリカのトランプ大統領の自国第一主義によって、日本は日米同盟を結んでいても決して楽観視できる状況ではなくなっている。そして昨年の高市首相の国会発言による中国との関係悪化の現状もある。それが尾を引いて中国客による観光収入(インバウンド)が大幅に減ったり、レアアース(希少土)の中国から日本への輸出規制も強化されていたりする。日本が独立した国として、どのような形の“自立”を目指していくのか?選挙をするとしたら、あなたの考えと一致している候補者や政党は誰・どこなのか考えてみてほしい。
私もしっかり考えて、自分に与えられている選挙権を使いたいと思う。公約のみに惑わされず、今までの各政党の足跡を思い出し、本当に国民に対して誠実かつ熱い思いをもっている候補者・政党に一票を投じたい。
投票権をもつと“自分事”になる。選挙って結構面白いものだよ♪選挙についてのニュースをぜひ、身近な人と話してみよう!



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