待っても祈っても、自信はやって来ないぞ!

生き方

 「自信がついたら、やろうと思います」この言葉、これまで何度聞いてきただろう。そして正直に言えば、昔の私自身も何度も心の中、そして実際に口にしてきた言葉だ。でも、先に結論を言ってしまおう。待っても、祈っても、自信はやってこない。断言する!自信というのは、空から降ってくるものでもなければ、誰かが手渡してくれるものでもない。ましてや、布団の中で「いつか自信がつきますように」と祈っていても、状況は1ミリも変わらない。それでも人は「自信がない」を理由に動くことをやめる。いや、正確に言えば、動かない理由として「自信」という言葉を利用しているのだ。

 多くの人の思考の中身を見せると、
 ①自信がつく。
 ②準備が整う。
 ③失敗しない確信がもてる。
 ④ようやく行動にうつす。

 でも、現実はまったく逆なんだ。
 ①とりあえず動く。
 ②うまくいかない。
 ③それでも続ける。
 ④前よりマシになったことに気づく。
 ⑤その副産物として「自信」が生まれる。

 自信は「結果」だ。決して「原因」ではない。スポーツでも、勉強でも、人前で話すことでも同じ。最初から自信満々な人間なんて、ほぼ存在しない。もしそう見える人がいるなら、それは「何度も恥をかいた後」か、「何度も失敗した後」か、そのどちらかだろう。

 行動を止める最大のブレーキは「恐怖」だ。「失敗したらどうしよう」「笑われたらどうしよう」「向いてなかったらどうしよう」でも、冷静に考えてほしい。失敗しなかった人間なんて一人もいない。テストで満点を取り続ける人も、試合で負け知らずの選手も、最初は必ず負けている。むしろ、失敗を避け続けた人の方が、後で大きくつまずく。だって、失敗に慣れていないから。一度のミスで心が折れ、「やっぱり自分はダメだ」と動けなくなってしまう。一方、何度も失敗してきた人は違う。「またか」「まぁ、こんなもんだわな」「次はここを直そう」そうやって“立ち上がる力”を身につけている。それこそが『本物の自信』だ。

 ここで一つ、大事なことを伝えたい。『自信がないままやるしかない』ということだ。変化の激しいこの時代。新しいことばかりが目の前に現れる時代。よく分からない状態で始まるのが常だ。大切なのは「完璧にやること」ではない。「下手でもいいからやる」「怖くてもいいから一歩でる」その積み重ねだけがあなたの未来を、世の中をよりよいものにする。

 クラスの中でもそうだ。話し合いの機会があったとして、あなたが自分の意見に自信がなかったからという理由で全然発言しなかったとしたら、あなたの思考はゼロだったことと同じである(仮にものすごく価値の高い考えに辿り着いていたとしても)。しかし、逆に思考はあまり高くないとしても、思ったことをどんどん発言する人がいるとしたら、それは他の友達の意見を誘発する材料になることもあるから、存在価値がどんどん増えていく。そして時にはクリーンヒットを打つこともある(何度も発言しているのだからね)。もちろん、何も思いつかないのであれば手をあげる必要もない。だし、何も考えがまとまらないのであれば、多数決の際も手を挙げなくていいと思う。話し合いというのは持っている意見をぶつけ合う場なんだっ!

 よく、「クラスがよくならない」ということを口にする子がいる。その理由に挙げられるのが「クラスに迷惑をかけている子がいること」だ。それは確かにそうだと思うし、否定もしない。しかし、それと同じようによくないのは「意見があるのに人前で言わないこと」だと思うが、どうだろうか?ぜひあなたの意見を聞いてみたい。

 とにかく行動にうつそう。失敗という名の経験をしよう。成長著しい今の自分にブレーキばかりかけている暇なんてない。意見はぶつけ合ってナンボだろっ!

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